じっくり煮込んだ老舗の味「函館カレー」 【北海道特産グルメを食べ比べ2】

東京・有楽町駅前にある北海道のアンテナショップ「どさんこプラザ」で買った特産品を使ったカレーの食べ比べ今回は文明開化の土地から老舗が誇る「函館カレー」です。

文明開化からの伝統の味

北海道でも函館は、江戸時代に松前藩があったこともあり、歴史が深い地域です。また明治維新後にも北海道の玄関港として文明開化が盛んでした。函館の観光名所というと五稜郭や函館山が有名ですが、イギリス領事館跡や協会などハイカラな建造物も多くあり、函館が国際的な港だったことをうかがわせます。文明開化が訪れていた函館で五島軒に初代若山惣太郎が、ハリストス正教会でロシア料理とパン作りを学んだ五島英吉と共に、函館で明治12年に創業したということです(※1)。本店は国の登録有形文化財指定建物になっているほどの老舗で、このカレーは北海道産のじゃがいも、にんじん、たまねぎ、豚肉をじっくり煮込んだ昔ながらの味となっているということです。
(※1)函館カレーのパッケージより抜粋

五島軒 函館カレー

老舗の味が温かい 函館カレー

五島軒 函館カレー

とろっとしたルーをご飯にかけると、おなじみの香りに懐かしくなります。食べてみると優しく食べやすい味わいです。食べはじめは辛さがあまり感じませんが、食べすすめていくとスパイスの効いてきます。またごろごろとじゃがいもなどの野菜が入っており、具沢山です。さらさらと食べすすめることができるため、スパイスの効いた大人のお子様カレーのような印象です。

TheNews 独断調査班評価【辛さ:2、甘み:3、塩気:2、香り:2、(5段階評価)】

五島軒 函館カレー

今回のカレー「函館カレー」 350円(税別) 販売元 五島軒

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)