現役ラストマッチを終えた長谷部誠「信じられないほど誇りに思っている」

 今季限りでの現役引退を発表しているフランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、現役ラストマッチを終えた。

 長谷部は18日に行われたブンデスリーガ第34節(最終節)のライプツィヒ戦でベンチスタートとなると、2-2で迎えた後半アディショナルタイムに同じく今季限りでの現役引退を発表しているセバスティアン・ローデとともに途中出場を果たした。

 出場時にはフランクフルトの本拠地『ヴァルトシュタディオン』に駆け付けたファン・サポーターから大きな歓声と惜しみない拍手が送られた。チームはこのまま2-2で引き分け、最終順位を6位とし、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 この試合の出場により、ブンデスリーガの出場数が通算384試合となった長谷部。データサイト『OPTA』によると、ドイツ人以外の外国人選手としてはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキに並んだほか、元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ氏の390試合に次ぐ、出場数となったことが伝えられている。

 クラブ公式サイトによると、有終の美を飾った長谷部は「チームメイトやスタッフ、そのほか全員と一緒だった試合後のスタジアムの雰囲気は素晴らしかったです。自分のキャリアを信じられないほど誇りに思っているけど、チームメイトやスタッフ、皆のことも誇りに思っています」と振り返った。

 続けて、「ホッフェンハイムが4-2でリードしていたことは知っていたので、2-2の引き分けを維持するだけでした。それがチームメイトに伝えたことであり、それを達成できたことを嬉しく思います」と来季のEL出場権を獲得できた喜びも口にした。

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