R・マキロイは大会前会見で離婚に言及せず 出場3戦連続Vに「勢いを続けたい」

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇15日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

先月末のペア戦、先週の「ウェルズ・ファーゴ選手権」と出場2試合連続優勝を果たし、10年前に勝利を挙げた地に戻ってきたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、大会3勝目とメジャー5勝目に挑む。
「10年ぶりにこのコースをラウンドした。変わっているところはあると思う。距離が長くなっているけど、大きな変化ではない」。水曜日に今大会初の練習ラウンドを敢行。16日から始まる本戦に備えた。

2024年は1月にDPワールド(欧州)ツアーのドバイ戦で勝利後、やや調子を落としたが、4月から上向き傾向。そんな状態で臨む大一番を前に、表情は充実感であふれる。「今はかなり自信も勢いもあると思っているので、それを続けるだけ」と発言にも力がこもる。

11年の「全米オープン」でメジャー初制覇を果たし、翌年に本大会を制した。14年には「全英オープン」からこのバルハラの地でメジャー連勝。その後、メジャー未勝利期間が10年続いている。「かなりいい状態」という今、3試合連続優勝とバルハラ連勝を果たし、歓喜の瞬間を迎える気持ちは強い。

今週月曜日には離婚の申請手続きを開始したと報道されたばかり。この日の会見では『プライベートの質問は受けない』とされたため、離婚についての発言はなし。まずは目の前の一戦で結果を残すため、大事な初日から本業で存在感を示す。

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