“キノコショット”後に歓喜　菅沼菜々が人生初のホールインワン達成

＜RKB×三井松島レディス　最終日◇12日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース（福岡県）◇6305ヤード・パー72＞

菅沼菜々が人生初のホールインワンを達成。特別賞金として30万円を獲得した。

大雨の中で行われた最終ラウンド。菅沼は12番パー3（145ヤード）でエースを達成した。使用クラブは8番アイアンで、「ちょっとつかまったかなっていう感じで、左に出たんですけど、フェードで戻ってきた」。グリーンエッジから約6ヤードのところに落ちて、そのままカップインした。

人生初のエースに大喜び。「目が悪いので（カップインは）見えてないです。裸眼で0.8くらいです」と視力まで明かしてくれた。さらに前のホールとなる11番パー5では、こんな面白エピソードも。

「アプローチでボールがキノコによりかかっていて、動かせないからキノコごと打った。飛ぶのか飛ばないのか分からなかったけど…。キノコで練習したことないので（笑）」と思わぬ障害物でボギーとしてしまったようだ。

東京から福岡まで車できている菅沼は、1イーグル・1バーディ・6ボギーの「75」と崩れてしまったが、このホールインワンのおかげで気持ち良く会場を後にできそうだ。（文・齊藤啓介）