「抜け感が良くなった」 西郷真央は同じモデルの“新品”アイアンに好感触

<コグニザント・ファウンダーズカップ 初日◇9日◇アッパー・モントクレアCC(ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>

前戦の「JMイーグル・LA選手権」を8位で終えた西郷真央は、1週間の短いオープンウィークで日本に一時帰国した。そこで手に入れたのが新アイアン。モデルはこれまでと同じく『ミズノ JPX 923 FORGED』だが、その形状がちょっぴり異なる。
「バンスを抜けのいいような形状にしました。1カ月くらい前から頼んでいてそれがようやく完成した」。受け取って最初に練習マットから打ったときから好感触。米国に持ち込み、ツアーバンでロフト角の最終調整も施してある。「試合で使ってみても、すごく良くなってると感じた。フェアウェイからもですけど、今週はラフが重くてその抜け感もいつもより良くなった」と新たな武器が出来上がった。

ちなみに、パターのロフト角、ライ角といった細かい調整のために「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパス」に来ていたツアーバンを訪ねたという。そこでは今後のクラブセッティングの今後の相談事もした。「より良いクラブで」という思いを徹底している。

初日のパーオン率は83%。ニューアイアンもすっかり手に馴染み、3バーディ・2ボギーの「71」をマークした。ビッグスコアも多く飛び出し、1アンダーは48位タイ。「ショットはすごく良くてバーディパットがずっと外れていた。取りこぼしも多かったので、ちょっともったいないプレーだった」と、31パットだったグリーン上に不満が残る。2つのボギーはパー5で喫したもの。“もったいない”を減らし、チャンスで決め切れるような流れを作りたい。

「初日としてはまずまずだったと思うので、あしたも引き続き頑張りたい」。自信を持って振れる新たな相棒とともに、あすもまずはバーティトライができるようチャンスを作っていきたい。(文・笠井あかり)

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