47戦41発のギェケレシュ、今夏のステップアップを前向きに検討か…複数強豪クラブが関心

 スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュが今夏の移籍を検討しているようだ。7日、『イブニング・スタンダード』や『90min』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在25歳のギェケレシュは母国のブロマポイカルナの下部組織出身で2016年にトップチーム昇格を果たした。その後はブライトン、ザンクトパウリ、スウォンジー、コヴェントリーを経て昨年夏にスポルティングに加入すると、今シーズンここまで公式戦47試合の出場で41ゴール15アシストをマーク。チームの得点源として3シーズンぶり20度目のリーグ制覇に大きく貢献した。

 スポルティングとの現行契約を2028年6月末まで残しているギェケレシュだが、昨今の際立ったパフォーマンスにより複数メガクラブの関心の的となっており、今シーズン終了後の移籍が噂されている。

 今回の報道によると、ギェケレシュ本人は今夏のステップアップを前向きに検討しており、メガクラブから実際にオファーが届いた場合には、移籍を決断する可能性も低くはないとのこと。実際に選手本人はポルトガル紙『A Bola』に向けて「来シーズンもここに残るか? フットボールでは当たり前のことだが約束することはできない。ここで満足しているが、この世界では全てがあっという間に起こるので、適応する必要があるんだ」と語り、今夏の対談の可能性も否定はしていないようだ。
 
 なお、同選手に対しては、かねてからストライカー補強の噂が絶えないアーセナルに加え、チェルシーも関心を寄せているという。両クラブ共に現時点ではそれほど積極的な動きは見せていないものの、引き続き動向を注視しているようだ。また、今シーズン限りでの退団が濃厚となっているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後釜を探すミランや、前線の再編を検討中のアトレティコ・マドリードも獲得に興味を示しているようだ。

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