石川遼は今季初イーグルも…上がり3ホール『+4』でガックリ「まだまだかな」

<中日クラウンズ 3日目◇4日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

大会2勝目を目指す石川遼は、1イーグル・4バーディ・4ボギー・1ダブルボギーと出入りが激しいゴルフで「70」。トータル1アンダーで3日目を終えた。
やや左ドッグレッグの1番では、ティショットが正面に突き抜け、痛恨のOB。4オン1パットのボギースタートとしたが、その後は3バーディを奪い、前半を1アンダーにまとめた。

そして、迎えた15番パー5。右のラフからセカンドショットを振り抜くと、花道を駆け上がって、2オンに成功した。今季初イ―グルを奪取。「完璧だった」という自画自賛のプレーとなった。

しかし、16パー4番でボギーを叩くと、17番パー3はティショットが左のバンカーにつかまり、ライが目玉に。セカンドのアプローチはグリーンを大きく外し、このホールは痛恨のダブルボギー。18番パー4でも3メートルのパーパットを決められず、ボギー。上がりの3ホールで4つもスコアを落としてしまった。

この日のラウンドを振り返った石川は、「本当に全体的には悪くなくて。あとは自分が持っている力の使い方というか、そこがかみ合っていない。まだまだかなという感じ。『いい波に、いい流れに乗りたい』という欲があったなと思います」と淡々と話した。

あすの最終日に向けて、「きょうまでの反省を生かしながら、すこしでもいい順位で終われるようにベストを尽くしたい」と力を込めた。

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