バースデーウィークにメジャー2勝目を 21歳・川崎春花の“自立心”

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇2日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

5月1日に21歳の誕生日を迎えた川崎春花は、3アンダー・2位タイの好発進を決めた。“自立心”に支えられた、大人のゴルフでメジャー2勝目に挑む。
昨年に「自立できるようなちゃんとした大人になりたい」と話していた川崎は、先週にハウスキャディを起用。「自分で考えたいから」という強い思いからの選択だったが、その効果はてきめんだった。

これまではキャディに渡されたクラブをなんの疑問も抱かずに打っていたが、先週の経験により、今は一度自分で考えた上でキャディと相談するようになった。そうすることによって、おろそかになっていた“外していいところ”と“そうではないところ”が明確化。より一層キャディのありがたみを感じるとともに「自分で考えるようになった」と、自立への大きな一歩を踏み出した。

実際に12番パー4で打った1打目が左のラフに外れ、2打目を「7番アイアンで打ちたい」と自らキャディに相談。結果的にはフライヤーを考慮して8番アイアンを握ったが、しっかりとパーをセーブした。

2022年の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」では、19歳133日の大会最年少優勝を達成。2023年は勝ち星に恵まれなかったが、今年2月に開催された台湾のメジャー大会「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」で勝利を挙げた。大一番での強さを取り戻しつつある。

「キャディさんへの感謝ウィーク」から「バースデーウィーク」に入った川崎。2年ぶりの国内メジャー2勝目を挙げて、成長した姿をギャラリーへ見せつける。(文・小池文子)

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