58度目で悲願のメジャーVへ 上田桃子は東コースと好相性「いいイメージの方が多いです」

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇1日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

悲願のメジャー優勝を目指す上田桃子は、今大会がメジャー58度目の出場。ツアー16勝を誇る実力者だが、この3週間は予選落ちを喫している。ショットに課題はあるものの、「この悔しさをぶつけられればいい」と話している。
今大会にはこれまで11回出場しトップ10入りは5回。西コースで行われた昨年大会はトータル6オーバー・3位タイ。前回、東コースが舞台だった2021年はトータル8アンダー・7位だった。大会自己最高位は15年。最終日にチョン・インジ(韓国)との5打差から逆転を目指したがスコアを伸ばせず、単独2位だった。

決してイメージは悪くない。「いい記憶の方が多いです。ここからバーディーパット打ったな、このホール刻んでも打ちやすいところから打てたな」など、優勝争いをした当時の記憶は今も鮮明だ。

東コースは左ドッグレッグのホールが多く、ドローヒッターの上田にとっては好都合。距離が長く、メジャー大会にふさわしい速くて硬い砲台グリーンは、手前からのアプローチとマネジメントが重要になってくる。

そんな上田が初日、2日目に目指すのは「60点」のゴルフ。「ちょっとぐらい不安材料があるときの方が集中してプレーできる」と自分に期待しすぎないようにしているという。「マネジメントをしっかりして、そこから打てるように、それなりのショットが打てればと思います」と意気込んだ。58度目の挑戦が始まる。(文・小池文子)

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