プレミアリーグ、来季CL出場権「5枠」に拡大の可能性が消滅… ドルトムント勝利でブンデスリーガが獲得へ

 1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でドルトムント(ドイツ)が勝利したため、ブンデスリーガが来季チャンピオンズリーグの追加出場権を獲得。プレミアリーグが「5枠」に拡大される可能性が消滅した。

 CL、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は、2024-25シーズンから新フォーマットでの開催となり、参加チーム数が32から36へ拡大される。これに伴い、UEFAが定めるリーグ係数ランキングの『上位2リーグ』が来季の追加出場権枠を獲得することになった。

 リーグ係数ランキングで3位のイングランド(プレミアリーグ)は、4月に行われた欧州主要大会(CL、EL、ECL)でアーセナル、マンチェスター・シティ、ウェストハム、リヴァプールが軒並み敗退。アストン・ヴィラが唯一、ECLベスト4へ進出したものの、リーグ係数ランキング2位のドイツ(ブンデスリーガ)は、CLでバイエルンとドルトムント、ELでレヴァークーゼンが勝ち残っており、逆転は極めて厳しい状況だった。

 そんな中、1日に行われたCL準決勝第1戦で、ドルトムント(ドイツ)がパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)に勝利。これで3位のイングランドが2位のドイツを上回る可能性が消滅し、プレミアリーグの来季CL出場権枠拡大の可能性がなくなった。

 なお、リーグ係数ランキングで1位のイタリア(セリエA)は、すでに追加出場権を確保している。

■チャンピオンズリーグ新フォーマット

●2023-24シーズン チャンピオンズリーグ
・試合数:125試合(グループステージ~決勝)
・出場チーム:32チーム
・グループステージ:各グループの4チームがホーム&アウェイで対戦
1チームが6試合を戦い、グループの上位2チームがベスト16に進出
・ベスト16:ホーム&アウェイのトーナメント方式で対戦。決勝のみ一発勝負

●2024-25シーズン チャンピオンズリーグ
・試合数:189試合(リーグフェーズ~決勝)
・出場チーム:36チーム
・リーグフェーズ:スイス式・1リーグ制(異なる8チームと1度ずつの対戦、1チーム8試合)
※リーグフェーズの最終日は18試合・同時キックオフ
・決勝トーナメントプレーオフ:リーグフェーズでの成績上位8チームは、決勝トーナメント ラウンド16に進出決定。続く9~24位の16チームで、ホーム&アウェイのプレーオフを行い、勝利した8チームがラウンド16に駒を進める。残り25位以下のチームは敗退。従前のように、ヨーロッパリーグ・決勝トーナメントプレーオフには回らない。
・ラウンド16:(従前からの変更なし)ホーム&アウェイのトーナメント方式。
・決勝:一発勝負(会場:アリアンツ・アリーナ)
※EL、ECLも、CLと同様のフォーマットに変更される。ただし、ECLはリーグフェーズが1チーム6試合、全153試合となる。

 

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