キャリア初のタイトル獲得へ…バイエルンFWケイン「これがここに来た理由」

 バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、レアル・マドリード戦を振り返った。4月30日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、バイエルンはホームでレアル・マドリードと対戦。24分に先制点を奪われたものの、53分にレロイ・サネのゴールで追いつくと、57分にはケインがPKを決めて勝ち越しに成功した。しかし、83分にPKから同点弾を許し、2-2のドローに終わった。

 この試合も得点を決めたことでバイエルン加入初年度ながら、ここまで公式戦43試合出場で43ゴール11アシストを記録しているケインは試合後、「ここまではいいシーズンになっている」と語りつつ、「今年僕たちが戦っているすべてがこの大会にある。厳しい試合になるだろう。完全な信念を持って行かなければならない」と8日に行われるセカンドレグへの意気込みも口にした。

 プレミアリーグで3度得点王に輝いたほか、2018 FIFAワールドカップ ロシアでも得点王になるなど、個人としてはこれまで多くのタイトルを獲得してきたケインだが、ここまでチームタイトルを獲得したことは一度もなく、悲願の初タイトルを目指して下部組織時代から所属していたトッテナムを離れて昨夏にバイエルンへの移籍を決断した。

 11連覇中だったブンデスリーガの優勝を逃してしまったものの、準決勝まで進んでいるCLではタイトル獲得の可能性を残しているバイエルン。初のトロフィーを目指すケインは現在の心境を次のように明かした。

「僕は何年もここにいる。ここにいるのは一度限りのことではない。もちろん、シーズンの初めにはトロフィーを獲得することが期待されていた。チャンピオンズリーグはその最大のものだ。なんとかして優勝できれば、素晴らしいシーズンになるだろう」

「これらは大きな試合だ。雰囲気は素晴らしかったね。これがまさに僕がここに来た理由だ。僕はこういった大きな試合、大きな瞬間でプレーするためにここに来たんだ」

【ハイライト動画】バイエルンvsレアル・マドリード

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