カップ直撃のショット・イン・イーグルも 61位→6位急浮上、畑岡奈紗が優勝コースでV争い

<JMイーグル・LA選手権 3日目◇27日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

61位タイのカットライン上で予選通過。そこから畑岡奈紗がムービングデーにジャンプアップした。1イーグル・7バーディ・2ボギーの「64」をたたき出してトータル5アンダーに浮上。上位勢が軒並みスコアを落とすのを尻目にチャージをかけて、首位と2打差の6位につけた。
日本勢1番手の午前8時45分にティオフ。「いい振り子のイメージで打てた」と6メートルほどを流し込んだ3番から連続バーディとすると、前半だけで4つのバーディを奪った。後半12番ではこの日初のボギーを喫したが、14番で取り戻す。そして15番パー5ではスーパーショットを魅せた。

フェアウェイを渡り歩き、残り80ヤードの3打目。58度ウェッジでそのまま“カップ直撃”のショット・イン・イーグルを奪った。「少し風がフォローだったので、75ヤードぐらいのつもりで打った。まさか直接入るとは思ってなかった。いいショットでした」。

バーディ直後の最終18番パー3では、アプローチのミスをパターでカバーして“ガッツボギー”締め。コースレコードには1打及ばなかったが、「最後、 微妙な距離のボギーパットは決めることができた。きょうは伸ばしたい一日だったので、久しぶりのロースコアを出すことができて良かったです」と満足感に満ちた。

この日のフェアウェイキープ率は100%。パーオン率は初日から10回、13回、15回と右肩上がりだ。フェースがやや左を向いていたことに気づき、「そうなっている時の傾向や体の動きは分かるので、それで修正しやすくはなってきているかなと思います」。これまでの経験やデータの蓄積が生きた。

同コースで行われた2022年「DIOインプラントオープン」を制しており、好相性であることには間違いがない。「きょうみたいなラウンドをすれば、まだ優勝のチャンスはあると思う。もう1日、しっかり伸ばせるように頑張りたい」。2年前は2位に5打差をつける圧勝。その強さを見せつけ、そこで最後に更新された優勝カウントを“7”に増やしたい。

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