渋野日向子はポアナ芝に大苦戦 35パットに「最後までダメでした」

<JMイーグル・LA選手権 3日目◇27日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

1番のスタートホールから渋野日向子にピンチが訪れた。ティショットを右に曲げると、探しても見つからずにロストボールになった。暫定球からの4打目を左手前4メートルにつけたが、2パットのダブルボギー。ここから苦しい一日が始まった。
3番で1.5メートルに寄せるも2パットのボギー。5番パー5では1メートルほどのバーディパットがカップに蹴られた。その後は何度もチャンスにつけるが決め切れず、ボギーばかりが積み重なっていく。バーディを奪えないまま18ホールが終わり、4ボギー・1ダブルボギーの「77」。トータル7オーバーとムービングデーに大きく後退した。

「きょうは体で振れている感じではなかった。初っぱなからOB(ロストボール)もしましたし、最後まで微妙な感じだった。グリーン上でもなんとかできればと思っていたけど、手こずりました」

フェアウェイキープは14ホール中12回、パーオンは12回とこの3日間で最も良かった。ただ、パット数が35回。「69」をマークした2日目と比べると、“10打”も増えている。「パターが入らないとスコアにはなんないかなて感じですけど、最後までダメでした。打った瞬間から入らんな、みたいなのが多かったのでもったいなかった」。ポコポコ跳ねるポアナ芝のグリーン上で大苦戦した。

「もうちょっとなんとかできたラウンドだった」とフラストレーションを溜めた一日。気持ちを切り替え、最終日の巻き返しを求めて前を向いた。

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