吉田優利は今季2度目の予選落ち 次戦はリシャッフルへ正念場「いっぱい準備をしなきゃ」

<JMイーグル・LA選手権 2日目◇26日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

日本から太平洋を渡り、米国で戦うルーキーに試練が続いている。今季3試合目を迎えていた吉田優利は1バーディ・5ボギーの「75」。トータル5オーバー・105位タイで決勝進出を逃した。
通過圏内からティオフした2日目は前半11番でバーディを先行させたが、16番でバンカーから一振りで出ずにボギーとすると、後半はバーディなしの4ボギー。カットラインが遠のいていった。

「風が吹いていいショットが打てなくて、どんどんリズムが悪くなっていった。打ち急いだり、芯に当たらなかったり、そういうことが目立ちました。ショットが良くないとアメリカでは戦っていけない」。フェアウェイキープは14ホール中13回と好調だったが、2打目以降で苦戦。パーオンは初日の13回から10回に減った。

先週の海外メジャー「シェブロン選手権」は出場資格を得られず、オープンウィークになった。「自分なりに準備は頑張ったつもりだった」と苦手意識もあるテークバックの上げ方を再確認するなど、このロサンゼルス戦に向けて調整してきた。それが結果に結びつかないことが悔しい。

来週は再びオープンウィークとなる。2週後からの東海岸2戦が終われば、今後の出場権に大きく関わるリシャッフルが待っている。その1試合目の「コグニザント・ファウンダーズカップ」は出場権を得ているが、2試合目の「みずほアメリカズオープン」は現時点でリザーブ10番手。出場できる望みはかなり薄く、リシャッフルまでは実質1試合のみ。ここまで獲得できたのは2.1ポイントと少なく、次戦でのビッグポイント獲得が必須となる。

「いっぱい準備をしなきゃいけないこともあるけれど、とにかく今の自分は、まず戦えていない。いいプレーができるようにそういう状態に持っていきたい」。来週はメジャー初制覇を飾った国内女子ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」も開催されるがエントリーを見送った。このまま終わるわけにはいかない。

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