佐藤大平が大爆発の「62」で暫定首位 想像以上のビッグスコアに「いいゴルフでしたよね(笑)」

<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 2日目◇26日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

日欧共催大会の2日目は佐藤大平が9バーディ・1ボギー「62」と大爆発。日本勢最上位の暫定首位でホールアウトしてみせた。
「いいゴルフでしたよね(笑)」とビッグスコアに顔もほころぶ。「やってるときは一打一打必死なんで、スコアを見たらすごいビッグスコアで、自分でもびっくり」と37位タイから一気にリーダーボードを駆け上がった。

ピンチはいくつかあった。「4番(パー3)をミスして、17番(パー3)もミスしてバンカーの右の砂地に行ってしまった」。4番はこのラウンド唯一のボギーとしてしまうも、17番は「バンカーの気持ちで打った」とそのままチップイン。”ダメージを最小限に”どころかバーディで切り抜けてしまった。

終わってみれば、欧州勢3人と佐藤が暫定首位に並ぶ展開。それでも「DP(欧州男子ツアー)の選手を見てて、やっぱりすごいなっていうのと、飛ぶなあとかあったんで」と迫力のあるプレーに圧倒され気味。「自分のゴルフに集中しようという感じでしたね」と飛距離で勝てないぶん、得意のアイアンで応戦。「アイアンが好きなんで。バーディチャンスにつくことが多かった」と海外勢に引けを取らないショットでバーディを量産してみせた。

開幕戦「東建ホームメイトカップ」では3位。さらに「今年の2月に15~6年ぶりにベストスコアを更新した」とプライベートでのラウンドでは「60」をたたき出すなど「ずーっと、状態は悪くないんです」と今季は絶好調。今大会で優勝ともなれば、欧州ツアーのシード獲得となり、海外への門戸を広げるまたとないチャンス。「(海外へ)やっぱり行ってみたい。ダメになってもいいんで行ってみたい」。自分が世界でどこまでやれるのか、”現在地”を探す旅への第一歩としたい。(文・齊藤啓介)

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