渋野日向子は西海岸特有のポアナ芝に苦戦し3オーバー「やばいっすね、イライラする」

<JMイーグル・LA選手権 初日◇25日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6258ヤード・パー71>

先週のメジャー初戦「シェブロン選手権」で今季初の予選通過を果たした渋野日向子。まずは、2週連続の決勝ラウンドを進出を目指すなか、2バーディ・5ボギーの「74」。3オーバーと出遅れてしまった。
1番からスタートした渋野は、2番パー5でボギーが先行。3番で1つ取り返すが、8、9番でも連続ボギーを叩き、ハーフターンした。13番パー5は第1打、第2打を左に曲げてボギー。15番パー5の3打目は、58度で約30センチに寄せるアプローチで、この日2つ目のバーディを奪った。しかし、最終18番パー3でもボギーを叩き、波に乗ることができなかった。

この日は、パーオン率55.5%(10/18)と課題のショットに不安を残す形となった。「5メートル以内につくのは先週よりは多かったけど、そんなにいいなと思ってるわけではない」。

さらに、西海岸特有のポアナ芝にも苦戦した。「やばいっすね、イライラする。読み切れていない部分もあったし、自分の打った感触もあんまり良くないなっていう感じだったので、きょうは入る気がしなかった」。ポコポコ跳ねる気まぐれなポアナ芝に翻弄(ほんろう)された。

「大変だとは思うけど、もうちょっとショットをしっかり頑張りたいな。グリーン上でもう少しバーディをとれるようにしたい」。2週連続の予選通過へ、2日目は巻き返しを図る。

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