セバージョス、今夏のレアル退団を検討か…ミランが買取OP付きレンタルを画策?

 ミランがレアル・マドリード所属のスペイン代表MFダニ・セバージョスに関心を寄せているようだ。24日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在27歳のセバージョスはベティスの下部組織出身で、2015年夏にトップチーム昇格を果たした。中盤の主軸として活躍すると、2017年夏にはバルセロナとの争奪戦を制したレアル・マドリードへ6年契約で加入することが発表された。途中アーセナルへのレンタル移籍を経験しつつ、“白い巨人”ではここまで公式戦通算141試合に出場し、7ゴール13アシストをマークしている。

 昨年夏にはクラブとの契約を2027年夏まで延長したセバージョス。しかし、迎えた今シーズンはイングランド代表MFジュード・ベリンガム加入の影響もあり、出場機会が激減。ここまで21試合に出場しているものの、スタメン起用は4試合に留まっている。

 こうした現状を鑑み、セバージョスは今シーズン終了後の退団を視野に入れているとのこと。パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWキリアン・エンバペの獲得が濃厚視されているレアル・マドリードも、給与のコストカットや移籍金回収の可能性を考慮し、今夏の移籍市場での売却を検討しているようだ。現時点でセバージョスの評価額は800万ユーロ(約13億円)とされているが、クラブ側は売却により1000万ユーロ(約17億円)程度の獲得を見込んでいるという。

 新天地候補として浮上しているのがミラン。同クラブは2022年夏にセバージョスの獲得を検討していたが、現在もその動向を注視し続けているという。レアル・マドリードは完全移籍での売却を画策しているレアル・マドリードに対し、ミランは買い取りオプション付きレンタルでの獲得を望んでいる模様。かつて3シーズンに渡って在籍したモロッコ代表MFブラヒム・ディアス(現:レアル・マドリード)と同じような形でスカッドに加えたいと考えているようだ。

 各国のスターが集うレアル・マドリードでなかなか出番を得られないなか、8月に28歳となるセバージョスは今夏にどのような決断を下すのだろうか。

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