「激セマ」東武線の大宮駅が大化け? “新たな駅”の完成イメージ明らかに ホームも増設で大幅パワーアップへ

「激セマ」東武大宮駅が様変わり!

新たなホームは6両編成対応に

 さいたま市は2024年4月22日、「大宮グランドセントラルステーション(GCS)構想」の一環として推進している東武大宮駅の改良計画の検討状況を示し、調査設計時点の完成予想パースを初めて公開しました。

 この構想では、JR大宮駅北側に新たな東西通路を整備することや、駅前一帯の再開発、東武野田線(東武アーバンパークライン)が発着する東武大宮駅の大規模改良などが想定されています。 東武大宮駅は現在、狭い頭端式のホームが一つしかなく、改札口もホーム南側に1か所のみであるため、朝ラッシュ時は非常に混雑します。この構造が原因で、東武野田線では大宮駅の改札口に近い先頭車(1号車)に乗客が集中する課題もあります。現在のホームは、1967年の駅ビル(現在のルミネ1)開業にあわせて整備されたもので、そこから半世紀以上も大きな変化はなく、昭和の雰囲気を色濃く残しています。  そこで、安全性向上のため、ホームを新たな東西通路の南側に約60m延伸し、駅を橋上化。新たな東西通路に面した形で改札口を設けることが検討されています。さらに、ホームを1面2線から2面3線に増設して拡幅することにより、鉄道機能の増強も図るとしています。新たな東西通路にはJRの新改札も設置されるため、東武線とJR線の乗り換えが便利になります。 市は今回、東武大宮駅の新たなホームを6両編成対応で整備することや、ホームドア、車いす対応エレベーター、エスカレーター併設階段を設ける方針を示しました。施設規模は現在の駅舎と同等とし、地上改札を設置することも東武鉄道と協議中としています。 市は今後、ホームの2面3線化に向けた用地確保や、工事中の旅客動線の確保、費用負担の割合などを検討する方針。2025年度以降に大規模改良に向けた費用負担割合を決定し、基本協定を締結。基本設計、実施設計、工事に入るスケジュールも提示しました。  なお、東武野田線は現在、6両編成で運行されていますが、新型車両80000系の投入に伴い、5両編成に減車される予定です。

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