ポグバ、ロシアW杯後からモチベーションに変化? モウリーニョ氏「違った姿で戻ってきたと思う」

 ジョゼ・モウリーニョ氏が、マンチェスター・ユナイテッド指揮官時代の教え子であり、現在はユヴェントスに所属する元フランス代表MFポール・ポグバについて言及した。22日、イギリス紙『テレグラフ』のインタビュー内でコメントしている。

 昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認されたポグバ。イタリア反ドーピング機構(NADO)から暫定的な資格停止処分を科された同選手は、検査結果を不服として再検査を実施したものの、新たに採取したBサンプルでも再び陽性が確認されたため、2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。

 ポグバ加入と同時期である2016年夏にマンチェスター・ユナイテッドと契約し、2018-2019シーズンの序盤には同選手との確執が報じられたモウリーニョ氏は、ポグバについて「ただひとつ言えるのは、キャリアのある時期には、ほとんど誰にでもあることだ」と前置きしつつ、「自分が何者なのか、そして自分がどうあるべきなのかを少しずつ失ってしまうのだ」と発言。「フランスがワールドカップで優勝した後のシーズン、ポール(・ポグバ)は違った姿で戻ってきたと思う」と2018年に開催されたFIFAワールドカップロシアを経て、ポグバに変化が生まれていったと明かしている。

 また、「ワールドカップは、彼にとってサッカーが最も重要なことではない次元に彼を引き込んだ」と見解を告白。一方で、過去に対立を繰り返したポグバの現状に対しては、「ポールの状況を全く楽しんでいない」と自らの心境を吐露した。

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