駅に近づくと車線半減 「港北産業道路」拡幅の進捗は ボトルネックな切通し

新羽十字路などは改良されました。

連続する1.3kmあまりの区間

 横浜市の道路局建設部建設課は2024年4月、都市計画道路「川崎町田線」の大熊新羽地区(都筑区~港北区:約730m)について、2023年3月末時点の事業進捗を公表しました。同路線は鶴見区矢向を起点に青葉区恩田町まで約20kmを結び、周辺は港北産業道路とも呼ばれます。 ただ、第三京浜道路の港北ICから横浜市営地下鉄の新羽駅方面へ向かうと、4車線あった道路が途中で2車線になります。付近は切通しの様相を呈し、また終日交通量が多いためボトルネックとなっています。事業は道路を拡幅するものです。 建設課によると、進捗率は20%とのこと。用地取得率は48%だとしています。事業は2030年度までを予定。今までには新羽十字路交差点や大竹交差点で改良工事を行い、右折レーンやバスベイの整備により、渋滞の緩和へつなげてきました。 なお大熊新羽地区に連続して、隣の大熊地区630mも事業中です。こちらの進捗率は50%、用地取得率は49%だそう。事業は2029年度までが予定されています。 建設課は「順次用地取得などを進めています」とし、整備効果については「市北部方面への交通ネットワークが形成され、交通の円滑化及び利便性の向上が図られます。地域の生活道路に流入している通過交通が当該道路へ転換され、地域の交通安全、交通利便性の向上が図られます」としています。

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