F-16購入が決定「超音速戦闘機ゼロ状態」解消へ!! 国防省はPVまでSNSに投稿し歓迎 アルゼンチン

公式Xで喜びの投稿。

1983年以来、最も重要な購入品!

 アルゼンチン国防省は2024年4月16日、デンマークから24機のF-16「ファイティングファルコン」を購入する契約に署名したと発表しました。

 このF-16は、デンマーク空軍がF-35を購入したことで余剰になるF-16の中古機を、製造国であるアメリカの承認を受けて購入するものです。購入金額は約3億ドル(約460億円)で、これは同国にとって過去50年間で最大規模の兵器購入になるようです。 署名はデンマークのスクライドストラップ空港で、アルゼンチンのルイス・アルフォンソ・ペトリ国防相と、デンマークのトロエルス・ルンド・ポウルセン国防相が出席して行われました。 今回のF-16購入により、アルゼンチン空軍は2015年にミラージュIIIが退役して以降、超音速の航空機がゼロとなっていた状況を改善することになります。これまでフォークランド紛争の関係での禁輸措置などのため、同国はイギリス製の部品が使われていない軍用機を探していましたが、F-16はその条件に合う機体です。 契約に署名したペトリ国防相は自身のX(旧Twitter)で「主権と自由を守るための防衛と空軍の強化における画期的な出来事」と投稿。国防省もXに「1983年以来、すべてのアルゼンチン人にとって最も重要な買収を完了しました。そしてそれはまさに映画です」というコメントをF-16のPVと一緒に投稿し、この契約を歓迎しました。

【動画】これ公式なんだぜ…、アルゼンチン国防省が投稿したF-16お迎え記念PV

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