横浜郊外の「立派なブツ切れ道路」 工事進捗率は「0%」 計画ではどこへ延伸?

中央分離帯もあります。

北へ410m延伸する計画あり

 横浜市の道路局建設部建設課は2024年4月、都市計画道路「恩田元石川線」の元石川地区(青葉区)について、2024年3月末時点の事業進捗を公表しました。この道路は最終的に、幅員22mで同区元石川町~すみよし台間を結ぶ延長5.86kmとなる計画ですが、現時点では同区鉄町(くろがねちょう)から荏子田2丁目までの、約2.7kmの開通にとどまっています。 特に元石川地区(荏子田2丁目)では、中央分離帯のある2車線道路が突如として行き止まりになっています。ここから北を、つまり計画のある元石川町方面を見ると、そこは崖になっており、上を横断している尾根道の先は竹藪です。計画はここから410m延伸し、日吉元石川線へつなげるものですが、工事などが進行しているようには見受けられません。 建設課によると、事業進捗率は0%とのこと。用地取得率は12%で、契約中の工事もないとしています。なお整備効果については、区内の幹線道路ネットワークの強化、災害時の緊急輸送路の機能強化、横浜市営地下鉄ブルーラインの新駅など地域拠点へのアクセス性の向上を挙げています。

externallink関連リンク

【地図】行き止まりになる立派な道路と延伸計画 未来の“東京直結道路”多摩川手前の進捗は 橋のたもとの住宅密集地 川崎市が公表 中原街道の名物クランク解消へ… 新道建設の進捗は 東横線側は一部で拡幅済み
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)