マンC、今夏の“トップターゲット”はムシアラに?…バイエルンは新契約を準備か

 マンチェスター・シティがバイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラへの関心を強めているようだ。18日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 前人未到の4連覇を目指すプレミアリーグのタイトルレースが佳境を迎えるなか、既に来シーズン以降のチーム編成にも着手しているマンチェスター・シティ。各ポジションに豊富なタレントを揃えているものの、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが6月で33歳となり、ポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの去就が依然として不透明なことから、今夏の移籍市場では前線の補強に乗り出す可能性が高いと報じられている。

 ウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタやクリスタル・パレス所属のイングランド代表MFエベレチ・エゼらが獲得候補として浮上するなか、マンチェスター・シティは現在ムシアラへの関心を強めている模様。チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も、攻撃に複数のオプションをもたらし得るプレーヤーとしてムシアラを高く評価しており、今夏の移籍市場における“トップターゲット”に据えているとも報じられている。

 現在21歳のムシアラは2019年夏にチェルシーユースからバイエルンのアカデミーに加入し、翌年6月にクラブ史上最年少の「17歳115日」にしてトップチームデビューを飾った。徐々に出場機会を増やし、攻撃の主軸に成長すると、昨シーズンのブンデスリーガ最終節ではチームを11連覇に導く決勝ゴールをマーク。ここまで公式戦通算161試合に出場し、43ゴール30アシストを記録している。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンも2026年6月末までとなっているムシアラとの契約を延長するべく、交渉開始に向けた準備を進めているとのこと。近日中に提示されるであろう新たな契約には、大幅な昇給が含まれる見込みだという。

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