先週の国内ツアーV争いからの海外メジャー 岩井明愛はハードスケジュールも「やる気満々なので」

<シェブロン選手権 事前情報◇17日◇ザ・クラブ at カールトン・ウッズ(テキサス州)◇6889ヤード・パー72>

先週行われた国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」を終えて渡米した岩井明愛。ハードスケジュールのなか、「疲れてないです。全然やる気満々なので大丈夫です」と笑顔で現地に入った。
KKT杯バンテリンレディスでは2日目を終えて単独首位に立ち、大会史上初の連覇も見えていた。ただ最終日は「77」と崩れ優勝はお預けとなった。それでも「悔しいのは悔しいんですが、初めて今季の最終日、最終組だったのですごく嬉しかったですし、試合には負けましたけど、その経験をたくさんしたほうがやっぱりいいので。ちょっと嬉しかったですね」とゴルフの状態は上向きということもあり表情は明るかった。

そして迎える米国女子ツアーのメジャー初戦。「あんまり変わんないかなと思います」と海外メジャーだからと気負わず、いつも通りの試合として平常心で大会へ挑む。「まずはしっかり予選を通って、みなさんにいい結果が報告できるように、テレビに映れるように頑張ります」と明愛らしい口調で大舞台への意気込みを口にした。

さらにコースの印象については「綺麗です。もう景色が綺麗です」と帝王ジャック・ニクラス(米国)が設計した「ザ・クラブ at カールトン・ウッズ」の景色に圧倒された。また、グリーンはバミューダ芝で、アンジュレーションがきつい仕上がりとなっており「グリーン面は難しいかなと思います。あと硬いのでもちろん止まらなくて。その計算をしないといけないなと思います」とニクラスの”罠”にはまらないよう警戒した。

今大会は日本勢が10人挑むこともあり、日本国内からも大きな注目を集める一戦。「皆さんがワクワクできるように頑張ります」と日本から応援するファンへの期待を背に明愛のメジャーが始まる。

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