退場判定が話題も…アンリ氏、バルサの問題点を指摘「失点は10人だからではない」

 かつてバルセロナでもプレーした元フランス代表FWティアリ・アンリ氏が、古巣が敗退となった要因を指摘した。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが16日に行われ、バルセロナはパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。3-2とリードして迎えた一戦は12分にハフィーニャが先制点を決めたものの、29分にロナルド・アラウホが一発退場に。ここから流れが変わると、その後4失点を喫し、1-4で試合終了。2試合合計4-6で敗退となった。

 試合後、バルセロナのシャビ・エルナンデス監督はアラウホを退場させた審判が試合に大きな影響を与えたと不満を強調していたが、アンリ氏は『CBS Sports』でバルセロナが敗れた原因はすべて自ら招いたものであるとの見解を明かした。

「バルセロナが10人になるのは当然だった。あの罰は罰だ。だが、だからと言ってあれだけのゴールを許すことになるという意味ではない。彼らが失点したのは10人になったからではない。彼らがパニックになったからだ。パニックになってしまっては、タイトルを獲得することもチャンピオンになることもできない。誰であろうと関係ない」

「困難な状況でパニックになってはならない。なぜなら、それは自分に忍び寄ってくるし、その後はチーム、スタジアムに伝わっていく。そして、気がつくと勢いはパリ・サンジェルマンに流れてしまう。そうした後に彼らは大会から敗退したことに気づくんだ」

【ハイライト動画】バルセロナvsパリ・サンジェルマン

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