パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが、バルセロナ戦を振り返った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ（CL）・準々決勝セカンドレグが16日に行われ、PSGはバルセロナと対戦。2－3で先勝を許して迎えた敵地での一戦は12分に先制点を許したものの、29分にロナルド・アラウホが一発退場となり、数的優位に立つと、40分にデンベレが同点ゴールをマーク。さらに、54分にはヴィティーニャのゴールで2試合合計で追いつくと、61分と89分にキリアン・エンバペが追加点を挙げ、4－1で試合終了。2試合合計6－4でベスト4入りを果たした。
逆転突破に貢献し、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ（POTM）に選出されたデンベレは試合後、フランスメディア『Canal+』で「ファーストレグを2－3で負けても、皆が（突破を）信じていた。諦めなかったし、ここでゴールが決められるとわかっていた」と振り返りながら、次のように続けた。
「チーム全体が大きく変わった。僕たちは1週間、監督と一緒に戦術的に取り組んだ。彼の戦術は完璧だった。先制点を許してしまったけど、頭を下げたりはしなかった。僕たちは信じ続けていたよ」
また、準決勝に進出したことについては「これは大きなことだ」と語ったデンベレは、「前回準決勝に行った時は決勝まで進出した。今回も同様の結果を残してウェンブリー（決勝の会場）に到達できることを期待している。週末のリヨン戦に向けて回復する必要があるが、その後に準決勝に目を向けていくだろう」と意気込みを口にした。
【ハイライト動画】バルセロナvsパリ・サンジェルマン
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