今年は何かが違う? 国内女子メジャー初戦に古江彩佳、西村優菜ら参戦…小林浩美会長は「楽しみな大会」

国内女子ツアーの今季メジャー初戦となる「ワールドサロンパスカップ」が5月2日から茨城ゴルフ倶楽部の東コースで行われる。開幕に先立ち16日、大会概要発表会見が同コースで行われた。
今年はいくつか変更点がある。まず開催されるコースが2022年、23年大会で使用していた西コースから3年ぶりに東コースで行われることとなった。前回の21年大会では西村優菜が大会を制し、また19年には渋野日向子がツアー初Vを達成したコースでもある。

さらに、ヤーデージも変わる。4番パー4が20yd伸びて365ydに変更。総ヤーデージも21年大会から25yd伸び、6665ydで戦うこととなる。コースセッティング担当の茂木宏美氏は「西コースと違い、東コースは花道を使えない状況が多いので、どんな球筋で攻めていくのかが見どころ」とコースの注目ポイントも教えてくれた。

また、出場選手も発表された。前年覇者で米国女子ツアーを主戦場とする吉田優利は不在となるが、同ツアーで戦う古江彩佳、勝みなみ、稲見萌寧、西村が参戦。海外勢からは、昨季の韓国女子ツアーで3勝を挙げ、同ツアーの賞金ランキング1位に輝いたイ・イェウォンらが参戦する。

会見に出席した日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長も「初優勝のドアをトントントンとたたいている人がいっぱいいますし、すでに3人も出ている。なおかつ、アメリカから帰ってくる選手もいるということで非常に楽しみな春のメジャーになると思っています」と胸を躍らせた。

賞金総額は1億2000万円で、優勝者には2400万円が贈られることとなるメジャー初戦。3年ぶりとなる東Cに有力選手が一堂に会するということもあり、すでに熱気は高まりつつある。

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