「このチームなら大丈夫だと伝える」 CL・4強の“扉”に手をかけたアトレティコ指揮官の自信

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、ドルトムント戦に向けた前日会見に出席した。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2016-17シーズン以来となるチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4に手が届きかけている。グループステージを首位で通過した後、ラウンド16でインテルを退けたアトレティコ・マドリードは、セミファイナル進出を懸けてドルトムントと激突。本拠地『シビタス・メトロポリターノ』でのラウンド8ファーストレグは、MFロドリゴ・デ・パウルとFWサムエウ・リーノのゴールで2-1と先勝を収めた。

 運命のセカンドレグを翌日に控える中、前日会見に出席したシメオネ監督は「我々は、ホームでの試合を得意としている相手と対戦する。スタートから非常にハイテンポになるだろうけど、チームのリアクションに手応えを感じているし、自信に溢れているよ」と告白。続けて「明日はあらゆることが重要。ピッチ上で90分間を通して、ゲームを解釈できた者が次のステージに進むことになる」と勝敗の“カギ”について明かした。

 直前に行われたジローナとの大一番を制して、このセカンドレグに臨むアトレティコ・マドリード。「準々決勝、ヨーロッパのベスト4の扉に手をかけているフットボーラーなら、誰でも興奮する。メンタル面を手助けしてあげないとね」と、口にした“チョロ”は「試合前の過ごし方? 興奮、アドレナリン、緊張、恐怖、責任…。自分が感じたこと、このチームなら大丈夫ということを伝えるつもりだ」としつつ、「クラブはとても上手くいっているし、ラ・リーガで残した重要な結果は、みんなの成長を後押しするものだ。あまり、難しく考えずにプレーしなければならない。良いチャンピオンズリーグの夜になるだろう」と気負い過ぎるなと語っている。

 ビッグイヤー初戴冠の夢を12年間見続けた“シメオネ・アトレティコ”は、まずベスト4の扉を開けることができるのだろうか。注目の一戦は、日本時間17日の4時にキックオフを迎える。

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