「土曜の夜にここにいる」日系のコリン・モリカワが逆転メジャー3勝目に挑む

<マスターズ 3日目◇13日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

メジャー2勝を含めて米ツアー通算6勝を挙げている日系米国人のコリン・モリカワがトータル6アンダー・単独2位に浮上。首位と1打差で最終日を迎える。
アウトの1番から出たモリカワは、出だしから3連続バーディを奪う好スタートを決めた。6番で1つスコアを落とすも、8番で取り戻す。後半9ホールはスコアカード通りにパーセーブし、4バーディ・1ボギーの「69」をマーク。3日間すべてアンダーパーラウンドと安定感が光っている。

モリカワは20年の「全米プロ」、21年の「全英オープン」に続くメジャー3勝目がかかる。「そう願っているよ」と笑顔を見せた。だが、日に日に難易度が上がるオーガスタに対して警戒心を強めている。予選ラウンドの2日間は初日の雨の影響で比較的ボールが止まりやすかったが、きょうはボールがグリーンに弾かれるシーンが多かった。

「あすは何が起こるかわからない。どんなコンディションになるかわからない。グリーンはいままで見たことがないくらい硬くなっている。だけど、あすを締めくくるために何に集中し、何をすべきかはわかっている」。初のグリーンジャケットを着るために、大一番に向けて調整をしていく。

「土曜の夜にここにいる。あすがとても楽しみだ」とマスターズで初の最終日最終組入り。胸の高鳴りを隠せない。自身がグリーンジャケットを獲得する姿も「頭がよぎらないわけではない」と話すが、意識をしすぎて自身のプレーが崩れることは防ぎたい。「ジャケットのことは考えすぎず、できる限りのショットができるように」。気負わずに逆転Vを狙う。

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