昨夏引退のセスク氏、将来的にプレミアでの指揮希望を明かす「野望の一つ」

 元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏が、将来的な目標を明かした。13日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在36歳のセスク氏は現役時代にアーセナルやバルセロナ、チェルシー、モナコなどで活躍。昨シーズン限りでセリエBのコモで現役引退をすると、そのまま同クラブのU-19チームの監督に就任した。トップチームを率いていたモレノ・ロンゴ元監督が解任されたことを受け、昨年11月から約1カ月間はトップチームの暫定監督に就任し、現在はアシスタントコーチを務めている。

 指導者キャリアを歩み始めたセスク氏は「将来どうなるかは誰にもわからないが、私はメインの監督になりたい」と語りながら、自身の夢について次のように明かした。

「今は自分のやり方でやっている。100パーセントの野望の一つは、いつかプレミアリーグやチャンピオンズリーグのトップクラブを指揮することだ。しかし、正しい手順を踏む必要がある。すでにトップチームの監督になる準備ができていると感じているので、サイドでの小さなコーチングやアシスタントにはあまりなりたくはない」

「私の心の中にはトップチームの監督になりたいという明確な考えがある。だからこそ、大きな列車に乗る準備ができるまで、自分のやり方でやっていくつもりだ。しかし、今のところ道のりは長い。まだ始まったばかりだ。コモが私に与えてくれた機会を光栄に感じているし、ここでとても幸せだよ」

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