なぜ撤去? 成田空港にあった世界唯一のレア設備 「旅客機を丸洗いできる巨大装置」とは

成田空港にはかつて、自動車の洗車機のように「旅客機を丸洗いできる」機械がありました。この設備は、世界的にも唯一無二のものでしたが、現在は撤去済み。なぜ撤去されたのでしょうか。

世界No1の747ユーザーだったJALならでは…?

 旅客機は通常、スタッフがブラシを用いて、いわゆる「手作業」で機体外観が洗浄されています。2024年時点でもこの手法が一般的です。  しかし成田空港には、かつて、自動車の洗車機のように「旅客機を丸洗いできる」機械がありました。この設備は、世界的にも唯一無二のものでしたが、現在は撤去済み。なぜ撤去されたのでしょうか。

 この航空機自動洗機装置は、JAL(日本航空)と川崎重工が共同開発したもの。成田空港の整備場の一角におかれ、当時JALの主力機であった「ジャンボ」ことボーイング747シリーズを洗うために設置されました。 同社はかつて、世界でもっとも多くの「ジャンボ」を運用していた航空会社であり、実際にこの装置を使って、5000機以上の「ジャンボ」が洗浄されたという報告もあったそうです。 この装置が撤去されたのは、JALの747が退役したためとされています。2024年現在、このエリアは駐機場となっています。

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