ルートンで存在感示すバークリー、代表復帰にも意欲「何かをもたらす自信がある」

 日本代表DF橋岡大樹も所属するルートン・タウンの元イングランド代表MFロス・バークリーが、自身の現状について語った。12日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 かつてエヴァートンやチェルシーで活躍した現在30歳のバークリーは、今シーズンからルートン・タウンでプレー。“昇格組”として戦うチームで、リーグ戦27試合出場4ゴール4アシストを記録して充実のシーズンを送っている。

 今回の取材に応じたバークリーは、今シーズンのここまでについて「自分が優れていることは分かっていたが、エヴァートンにいた時のようにサッカーを楽しめるようになるかを心配していた。今、試合に出場できていることはとても幸せだ」とコメント。「それまで試合当日に感じていた不満はない。ベンチに座ってウォーミングアップをして、10分だけ出場するか、出場しないか。良いトレーニングをしてカップ戦で一度出場して、それからまたベンチに座る。それは精神的なテストだった」と過去と比べながら語った。

 また「自分は上手く対処できたと思っている。私はサッカーが大好きで、それが本当に重要だと感じている。数年間、困難な時期もあったし、簡単に自分の基準を下げることもできたが、私にとっては常に自分の基準を維持することが重要だった」と振り返って言及。

 ルートン・タウンでの立ち位置については「私はピッチにいる時、最も自信を持っている。どのポジションでもボールを持てると信じている。今は毎試合プレーできているから、自分に良い基準を設定できている。選手として、年齢を重ねることで異なるレベルに到達できたと感じているんだ」と自身を分析した。

 そして現地で噂されているイングランド代表への復帰については「今夏や来シーズン、どこかで招集されることを願っている。代表復帰は私の目標だ。今プレーしているポジションで、代表チームに何かをもたらす自信がある。今の私のプレースタイルは、以前のような攻撃的な役割とはかなり異なる。だから自信を持って、願わくば招集されることを期待しているんだ」と語り、その熱い思いを示した。

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