マンU、来季の巻き返しへ今夏ストライカーを補強か…今季45得点は上位10チームで最少

　マンチェスター・ユナイテッドは、来シーズンに向けてストライカーを補強する可能性があるようだ。12日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

　現在プレミアリーグで6位につけているマンチェスター・ユナイテッドは、ここまで31試合を戦い得点数は45点。これは上位10チームで最も少ない数字となっており、優勝争いを目指す来シーズンに向けた課題のひとつであると報じられている。

　取材に応じたエリック・テン・ハフ監督は、現状について「我々が立てた計画では、十分な得点があるはずだった」とシーズン当初のプランと比較しながら言及。「昨シーズンに30得点を挙げた（マーカス・）ラッシュフォードや、私にとって最初のシーズンでは非常に良いプレーを見せて重要な試合でもチームに良い影響を与えた（アントニー・）マルシャルからのゴールを期待した。そこに（ラスムス・）ホイルンドのようなスコアラーを連れてくることで、十分な得点力が見込めたはずだった」と語った。

　また「各ポジションに2人を配置できるような、より多くの選択肢が必要だ。今シーズンはストライカーや左サイドバックなど、いくつかのポジションでは選択肢がなかった。それが結果に悪影響を与えている」と分析しながらも、「我々はスカウティングの計画について取り組んでいる。補強した（アンドレ・）オナナは非常に良くやっているし、ホイルンドも誰もが彼の大きな才能と潜在能力に気づいているはずだ。（リサンドロ・）マルティネスにも非常に満足しているし、他にも素晴らしい選手はいる」と明かし、今夏の移籍市場での選手獲得へ自信を示した。