モラタにユヴェントス行きの可能性が浮上!? 現地紙は「第3章はまだ確実ではないが、有力になり始めている」

 ユヴェントスは、アトレティコ・マドリードに所属するFWアルバロ・モラタの獲得を検討し始めたようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 トリノの“ヴェッキア・シニョーラ”とアルバロ・モラタによる3度目の“ソープオペラ”が始まる予感が漂いつつある。今夏のマーケットプランを練るユヴェントス上層部は、FWモイーズ・キーンとFWアルカディウシュ・ミリクを売却する方向性を固めており、両選手に代わるストライカーの獲得を検討しているとのこと。クラブ側が求めるのは、戦術的な柔軟性や経験を兼ね揃えている選手といい、そこでモラタが補強リストのトップに浮上しているようだ。

 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が率いるスペイン代表のカピタンでもある31歳は、かつて2度在籍したユヴェントスでセリエAやコッパ・イタリアのタイトル獲得に貢献した他、今シーズンはすでにキャリアハイに並ぶ公式戦20得点を記録するなど、実力は疑いようがない。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、現チームの経験不足を指摘した上で、「モラタは確実なチャンスであり、クオリティにおいても大きな飛躍をもたらすだろう」と強調。加えて、レアル・マドリードを筆頭に欧州ビッグクラブを渡り歩いたキャリアを持つ同選手は、若手選手の成長を促す存在でもあると伝えている。

 また『ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、「ストライカーのビアンコネロでの第3章はまだ確実ではないが、この仮説は有力になり始めている」という。アトレティコ・マドリードに満足しているものの、モラタがユヴェンティーノ(ファンの愛称)であること、選手本人と家族が故郷トリノの香りを懐かしく思っていることを理由として列挙。「ユヴェントスが電話をかければ、このフットボーラーにとってすべてが変わる」と締めている。

 キャリアハイ更新は確実となるなど、ますます円熟味を増すモラタ。「アトレティとともにタイトルを獲得してから引退したいと思っている」と骨を埋める覚悟を語っていたが、今夏にユヴェントスとの“駆け落ち”を決断するのだろうか。

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