シャビ監督、PSG指揮官の“口撃”に応じず「彼と素晴らしい関係を築いている」

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦への意気込みを語った。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が同監督のコメントを伝えている。

 ポルト、シャフタール・ドネツク、ロイヤル・アントワープと同居したチャンピオンズリーグ(CL)・グループHを首位で通過し、ラウンド16を勝ち抜いて4シーズンぶりとなる準々決勝進出を果たしたバルセロナ。10日に行われるファーストレグでは、かつて同クラブで指揮を執ったルイス・エンリケ監督が率いるPSGと激突するが、シャビ監督は「重要な瞬間だ。この4年間、準々決勝から遠ざかっていたのだからね。私たちは夢を見ることができた。今シーズンで最高の瞬間にいると思っている」と述べつつ、「目の前にはヨーロッパ最高のチームがあり、ルイス・エンリケという最高の監督がいる」と相手指揮官に称賛を送った。

 また、エンリケ監督がシャビ監督と自らのどちらがバルセロナのプレースタイルをより良く表現しているか問われた際に、「間違いなく私だ」と発言したことに対しては、「彼はルイス・エンリケだ。私は彼のことをよく知っているし、彼と素晴らしい関係を築いている」と良好な関係性を強調。続けて、「彼のチームはCLで優勝するために作られたチームだ。彼はCLで勝つためにチームを作っているし、私たちはとても難しい相手と対戦する」と分析しながら、「私たちはバルサのDNA、ルイス・エンリケ、ペップ、あるいはアルテタ。明日も同じものを探すだろう」と多くの指導者が自らと同じスタイルを追求していると主張している。

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