バルセロナの“体現者”はどちら? シャビ監督と比較されたエンリケ監督「間違いなく私だ」

 パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督との比較に対して自身の見解を示した。9日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 ドルトムント、ミラン、ニューカッスルと同居したチャンピオンズリーグ(CL)・グループFを2位で通過し、クラブ初となる欧州制覇に向け決勝トーナメントへと駒を進めたPSG。10日に行われる準々決勝ファーストレグでは、かつて自らが指揮を執ったバルセロナと激突するエンリケ監督が、本拠地『パルク・デ・プランス』で開催される一戦に決意を述べた。

 前日会見に出席したエンリケ監督は、「野心がプレッシャーに打ち勝つことを願っている」と述べつつ、「私たちにプレッシャーはない」と心境を告白。「グループステージでは過剰な責任感が見られた」と振り返りながら、「それは消え去り、今は偉大なバルサとの対戦を乗り越えたいという野心が高まっている」とチームの状態を明かしている。

 また、過去に選手として在籍し、監督としても数多くのタイトルを獲得した古巣とのゲームであることに対しては、「私にとっては別のゲームだ」と主張。続けて、「バルサを愛しているし誇りに思っているが、私はプロフェッショナルであり、私に信頼を寄せてくれたクラブに責任がある。この試合が楽しみだ」と意気込みを口にした。

 さらに記者から、シャビ監督と自らのどちらがバルセロナのプレースタイルをより良く表現しているか問われると、「間違いなく私だ」と断言。「高いプレッシャーの中でのポゼッション、タイトル、ハイプレスのデータを見てほしい。それは意見ではなく数字でありデータだ」と根拠を挙げつつ、「それは議論の余地がない」と見解を示している。

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