アトレティコのシメオネ監督、CLで対戦するドルトムントを警戒 「準々決勝に進んだチームのなかで最もインテンシティが高い」

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が9日、翌10日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのドルトムント戦に向けて意気込みを口にした。

 本拠地メトロポリターノで前日会見に臨んだシメオネ監督は、準々決勝に進んだ8チームで最も難しい相手を問われると、「それはドルトムントだ。素晴らしい点が多く、アウェイで4カ月間負けていない。強力なカウンターアタックを持ち、エリア内、特に攻撃面でのプレーが素晴らしい。準々決勝に進んだチームの中で最もインテンシティが高い」と警戒心を強めた。

 さらにファーストレグをホームで戦う上でのプランを問われると、シメオネ監督は「安心できる案なんて何もない。対峙する相手はとても強いからね。重要な試合であり、ホームスタジアムが生み出すエネルギーがあることは理解している。ただ、これはフットボールだ。どんな結果も起こり得る」との見解を示した。

 また、アトレティコ・マドリード所属のフランス代表アントワーヌ・グリーズマンが調子を落としていることを指摘されると、「彼はケガをしていた。プレーできない中で、何かを示すのは難しい。しかしグリーズマンは、CLラウンド16のインテル戦でゴールを決めた。(ラ・リーガでの)バルセロナ戦では先発出場ではなかったけれど、ビジャレアル戦では素晴らしいプレーを前半に見せてくれた」と評価。その上で「もちろん、グリーズマンの状態がさらに良くなって欲しいとは思っている」と続け、今後の活躍にも期待を寄せた。

 そして、同クラブに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが得点を奪えていないことに関しては、「アルバロ(モラタ)に対する絶対的な信頼がある。このような試合の戦い方や、チームが必要としていることを彼はわかっている。我々が求めていることを彼がチームに与えてくれると確信している」と話し、エースストライカーへの信頼を強調した。

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