ダイアーが明かしたポステコグルー監督のトレーニング方針「戦術的な仕事をしないんだ」

 トッテナムからバイエルンにレンタル移籍中のイングランド代表DFエリック・ダイアーが、所属元クラブを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の指導方法を明かした。8日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで17勝6分7敗を記録し、勝ち点「60」の4位につけるトッテナム。7日に行われたノッティンガム・フォレスト戦では3-1の勝利を収め、1試合未消化ながらアストン・ヴィラを得失点で上回ることに成功し、今季から指揮を執るポステコグルー監督のもと、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け前進中だ。そんななか、イギリスのYouTubeチャンネル『オーバーラップ』に出演したダイアーは、今季途中までの半年間指導を受けたポステコグルー監督の指導方法を明かした。

 ダイアーは、「面白いことに、彼は本当に(トレーニングで)戦術的な仕事をしないんだ」と告白。続けて、「彼がやっているのは月曜日から金曜日までの全てのトレーニングメニューの作成で、彼が望むプレーを表現するために作成されている」と述べながら“戦術家”として名高いポステコグルー監督の方針を説明している。

 また、同じくトッテナムで過去に指導を受けたアントニオ・コンテ監督については、「多くの戦術的な作業が必要だった」と練習から緻密な手ほどきを行っていたと主張。さらに、同クラブが長年タイトルを獲得できていないことを揶揄する“スパージー”の名称で呼ばれることに対しては、『マウリシオ・ポチェッティーノがトッテナムの監督だった頃、5、6年は誰も僕たちを“スパージー”と呼ぶことはできなかったと思う」と述べつつ、「アントニオ・コンテの下でも僕たちを“スパージー”と呼ぶのは難しいと思う」と一部の見方に反論した。
 

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