全面移転も?JR北海道の「由緒ある車両工場」大規模リニューアルを検討へ 跡地の再開発も視野に

かつては車両も製造していました。

JR北海道が苗穂工場のリニューアルを検討へ

 JR北海道は2024年4月1日、「グループ中期経営計画2026」と、それ以降を見据えた事業構想を発表。札幌市中心部の同社敷地を活用したまちづくりの一環として、苗穂工場(札幌市東区)の全面移転もしくは現位置でのリニューアルを検討していることを明らかにしました。

 苗穂工場は、1909(明治42)年に開設された、鉄道院札幌工場を前身とする長い歴史を持つ車両工場です。敷地内にはJR貨物の苗穂車両所も併設されています。  現在は主にJR北海道の車両メンテナンスを担当。北海道の厳しい気象条件に対応する耐寒・耐雪用の高い車両技術を持ち、「ニセコエクスプレス」などのリゾート列車を製造した実績もあります。  JR北海道によると、「現時点では、苗穂工場を移転する場合の候補地などが決まっているわけではない」(広報部)としています。今後、全面移転となるのか、もしくは現在地でリニューアルされるのか、由緒ある車両工場の動向が注目されます。

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