ファーディナンド氏、キャリア最終盤のQPR移籍を後悔「マンUでキャリアを終えればよかった」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)での日々を振り返った。4日、イギリス紙『デイリー・メール』がポッドキャスト『スティック・トゥ・フットボール』でのコメントを伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドで12年間プレーし、公式戦312試合に出場して数々のタイトル獲得に貢献したファーディナンド氏。同クラブ在籍時には、マンチェスター・ユナイテッドでの引退希望を明かしながら、現役生活のラスト1年をQPRで過ごしたファーディナンド氏だが、「QPRに移籍するよりも、マンチェスター・ユナイテッドでキャリアを終えればよかった」と“赤い悪魔”を退団してからもプレーを続けた決断に大きな後悔の念を抱いていると明かした。

 同氏は、「お金や給料の話をするロッカールームに入ったのは初めてだったからね」と自らが受けた衝撃を告白。「選手たちがそれについて話しているつぶやきが聞こえてきて、私はそれが腹立たしかった」と述べつつ、「ある程度のお金を持っていて、強度はそれほど高くなく、ハリー・レドナップ(当時の指揮官)が何をしようとしていたとしても選手たちはそれを受け入れず、トレーニングに参加したがらない選手もいた。そして、そのチームは最終的に降格してしまった」と2014-2015シーズンを最下位で終えた当時のチーム状態を赤裸々に語っている。

 また、「私としては、最後のシーズンを故郷のロンドンでプレーしたいと思っていた。子供たちはサッカーをもっと理解できる年齢に達していたが、その時妻が病気になり、それがすべてを悪化させた」と回想。続けて、「QPRに移籍する前に海外のクラブと話をしていたのは、それが最初にやりたかったことだったからだが、個人的な事情でそれが変わった」と2015年5月に逝去した最初の妻であるレベッカ・エリソンさんの病気が決断に影響を与えたと説明した。

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