去就注目のデ・ゼルビ監督、“クラブファースト”の考えを強調「私の野心は選手やファンと同じだ」

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が自身の胸の内を明かした。3日、イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。

 今シーズン限りで監督が退任するリヴァプールとバイエルンの次期指揮官候補として名前が挙がっているデ・ゼルビ監督。ブライトンとの現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、先月30日には、「自分の将来を決めるには別の方法がある。クラブと話をしたいし、契約はあるけど問題は契約ではない。問題は同じ計画、同じ目標、同じ将来のビジョンを見つけることだ」と来季の残留についての明言を避けたことで、去就をめぐる報道が過熱していた。

 そんななか、ブレントフォード戦後のインタビューに応じたデ・ゼルビ監督は、「私の野心は選手やファンと同じだ。私が何か違うこと、もっと強いことを言った時、それはブライトンが前進するためだ。私のクラブは、毎シーズン、毎シーズン、もっと何かを与えることだ」とコメント。同メディアはこの発言を、「明らかな気分の変化」と指摘しつつ、「今シーズン以降もクラブに残ることを示唆した」と表現している。

 また、イタリア人指揮官は、「私は常に自分の意見を言いたいが、それはクラブのためであって、私のためでも言い争うためでも何でもない。クラブは監督よりも重要だし、それはよくわかっている」と“クラブファースト”の考えを強調。続けて、「自分の仕事だけを考えていたらクラブは良くならないし、成長もできない。私はクラブにとって重要でありたい」と述べながら、「今はブライトン、その前はシャフタール、その前はサッスオーロだ。私はいつもこんなふうに働いている。そして誰も私の仕事のスタイルを変えることはできない」と自身の考えを示した。

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