負傷者続出の問題点は? マンU指揮官「激しい練習はしていない」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、負傷者が相次いでしまっている状況に言及した。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今シーズンを通して負傷者が続出しているマンチェスター・ユナイテッドでは2日、新たにスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフとアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが少なくとも1カ月の離脱となることを発表した。

 この結果、『プレミア・インジュリーズ』のデータによると、マンチェスター・ユナイテッドは今季1試合以上の欠場を余儀なくされた負傷が30件あり、これはチェルシーやリヴァプールなどと並んで、リーグ2位タイの多さとなっているという。なお、最多はニューカッスルの32件となっている。

 公式戦62試合を戦った昨季よりも試合数が少ないのにもかかわらず、負傷者が相次いでしまっている状況のなか、L・マルティネスがトレーニング中に再負傷したことを受け、練習が激しすぎるのではないか聞かれたテン・ハフ監督だが、「そんなことはない。私たちは厳しい練習をしていない。フィットする必要があるからね」と否定しながら、次のように続けた。

「このリーグの基準ではフィットしている必要がある。そうでなければ、試合で要求される基準に合わせることができないからだ。私たちはあまりハードなトレーニングはしない」

 それなら、新しくフィットネスコーチを雇う必要があるのではないかという問いには「ノーだ。私たちにはいい部門がある。周りにはデータに基づいて多くの知識を持った優秀な人材がいて、そこから意思決定を下している」と現在いるスタッフを信頼していることを強調した。

 そして、「過去18カ月に私たちが戦ってきた膨大な試合数は依然として蓄積しており、チームや選手たちに影響を与えている」との見解を明かしたテン・ハフ監督は「非常に屈強な選手が必要だ。それを求めている。ブルーノ(・フェルナンデス)のような非常に屈強な選手が私たちにはいると思うが、それこそが必要としているタイプの選手だ」と語った。

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