久々の先発で2ゴールに関与! アーセナルの“10番”スミス・ロウ「本当に満足している」

 アーセナルに所属するイングランド代表MFエミール・スミス・ロウが、ルートン・タウン戦を振り返った。3日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第31節が現地時間3日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』にルートン・タウンを迎えた。24分にショートカウンターからマルティン・ウーデゴーアの得点で先制すると、44分には橋岡大樹のオウンゴールで追加点。後半は追加点を奪えなかったものの、終始ゲームを優位に進め、2-0の勝利を収めた。

 中盤の一角としてリーグ戦8試合ぶりの先発出場を飾ったスミス・ロウは、積極的にボールを引き出し、随所で好プレーを披露。果敢なプレスで先制ゴールの起点となると、追加点の場面ではレアンドロ・トロサールのパスを受けてボックス内左へ侵入し、橋岡のオウンゴールを誘発した。2得点に絡む活躍が高く評価され、試合後にはプレミアリーグ選出のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(試合のMVP)にも輝いている。

 背番号「10」を託され望んだ2021-22シーズンは公式戦通算11ゴール2アシストをマークするなど、攻撃の中心選手として躍動したものの、その後は度重なる負傷の影響もあり、序列が低下しているスミス・ロウ。久々の先発出場を果たした今節について「僕と他の何人かの選手にとっては非常にタフなシーズンだ。今夜の試合でパフォーマンスを発揮し、チームの一員であることを監督に示すことが重要だった」と前置きしつつ、自身のパフォーマンスを次のように振り返っている。

「得点を決められたなかったのは少し残念だが、結果的に2ゴールに貢献できて本当に嬉しいよ。そして、クリーンシートを達成することも僕らにとっては重要だったので、それも嬉しいね。正直に言うと、最後はとても疲れてしまったんだ。僕はこれまであまりプレーしていなかったし、それが表れたと思っている。今夜の出場時間と自分のパフォーマンスには本当に満足している。次に何が起こるか見てみよう」

 今節の勝利により、アーセナルは1試合消化の少ないリヴァプールを抜いて暫定首位に浮上。マンチェスター・シティを含めた三つ巴の優勝争いはシーズン最終盤まで続くことだろう。過密日程が続くなか、“控え組”のパフォーマンスがタイトルレースの行方に影響を与えることが予想されるが、スミス・ロウは次のようにチーム状態への自信を示している。

「シーズンを通して、選手たちは試合に出場してパフォーマンスを発揮する準備ができているし、それはチームの結束の強さを示していると思う。異なる選手が試合に出場してもパフォーマンスを発揮できるということは本当に嬉しいし、選手層の厚さとはそういうことなんだ」

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