湘南、ウルブスとのパートナーシップ締結を発表!…眞壁潔会長「新たな風景をもたらすと確信」

 湘南ベルマーレは3日、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン(ウルブス)とパートナーシップを締結したことを発表した。契約期間は2024年4月3日から2025年4月2日までとなっている。

 湘南は提携内容の概略として以下の4つを挙げている。

1.両クラブのトップチームやアカデミーに所属する選手及びコーチなどの人的交流
2.両クラブの発展のため、両クラブのトップチームやアカデミーに所属する選手の情報の共有
3.ヨーロッパのトップリーグで活躍する可能性のあるアジアの選手の育成への協力
4.ビジネス上の経験や知識を相互の発展のために共有する

 湘南とパートナーシップを締結したウルブスは、1877年に創設されたイングランド中部ウェスト・ミッドランズ州ウルヴァーハンプトンをホームタウンとするクラブ。過去にはトップリーグを3度、FAカップを4度、リーグカップを2度制覇している。2012-13シーズンからは下部リーグに低迷していたものの、2018-19シーズンにプレミアリーグに復帰。今シーズンはここまで30試合を消化し、勝ち点「42」の10位につけている。

 パートナーシップ締結に際し、湘南の眞壁潔代表取締役会長と、ウルブスの会長及びFosun Sports Groupの代表を務めるShi Yu氏はそれぞれ次のようなコメントを発表している。

◼︎眞壁潔氏
「この度はFOSUN Sports Group及びウルブスと提携することに大変大きな喜びを感じています。また、FOSUN Sports Groupがウルブスで積み上げてきた実績に大きな敬意を表します。同じアジアの仲間として世界のサッカー界での継続的な挑戦はお互いの成長に必ず寄与するでしょう。トッププレーヤーの発掘と育成は終わることのない旅であり、そしてその一歩が今日始まり、私たちに新たな風景をもたらすと確信しています」

◼︎Shi Yu氏
「湘南ベルマーレをパートナーとして迎えることができ、大変嬉しく思います。 私たちの共通の目標は、サッカービジネスの発展と革新に貢献し、クラブの世界的な影響力を拡大することです。湘南ベルマーレとのパートナーシップは、私たちの既存の国際的なサッカーネットワークを強化し、世界的なプレゼンスを発展させる機会を与えてくれるでしょう」

「世界規模でより多くのトッププレイヤーを発掘し、育成する機会を得ることができます。Fosun Sports Groupとウルブスにとって、業界のトッププレイヤーを育成することは、私たちの目標であるだけでなく、クラブ発展の重要な要素でもあります。また、そのようなトッププレイヤーの発掘及び育成は私たちの目標であるだけでなく、未来への旅の基礎であり、私たちのDNAの一部でもあります」

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