アルテタ監督、いかなる戦い方も厭わない姿勢を強調「試合に勝つためにやるべきことをやる」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。2日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 3月31日に行われたマンチェスター・シティ戦を0-0のスコアレスドローで終え、敵地で1ポイントを獲得したアーセナル。支配率27パーセント、枠内シュート2本と苦しい時間が続きながら前年のリーグ王者から勝ち点をもぎ取ったアルテタ監督は、「エゴやイデオロギーを捨て、試合に勝つためにやるべきことをやる」と勝利のためにいかなる戦い方も厭わない姿勢を強調した。

 また、「チームは精神的に本当に強く、クレバーだった」とマンチェスター・シティ戦でのパフォーマンスを称賛。「勝ちに行くために必要なものを持っていると感じても、最後には(引き分けでは)満足できない」と悔しさを滲ませながら、「自分たちがどのように成長しているかを理解し、ある瞬間には別の何かを受け入れる賢さを持たなければならない」と見解を示している。

 さらに、4月はチャンピオンズリーグ(CL)を含めた計8試合をこなす過密日程であることから、これまで満足な出場機会を得られていない選手たちの起用が予想される点に対しては、「私たちの義務は、いつでもプレーできるように準備しておくことだ」とコメント。続けて、「リース(・ネルソン)の例を見てほしい。アーセナルでの彼の最高のシーンは、数分間プレーして大きなインパクトを与えた瞬間だ」と昨シーズンのボーンマス戦で後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を挙げた同選手を引き合いに出し、「彼が先発したのかベンチ外だったのか、誰も覚えていない」といかなる出場時間でもチームや本人に大きな影響を与えることができると主張した。

externallink関連リンク

●マンUに痛手…またしてもL・マルティネスが負傷、リンデロフも離脱へ●キーン氏、リヴァプール加入1年目から活躍のマック・アリスターを高評価「賢い選手だ」●白熱する“三つ巴”のプレミア優勝争い…シアラー氏「最後まで紆余曲折があると予想している」●ポステコグルー監督が明かす得点後の“哲学”「飛び跳ねて大声を出していては何の役にも立たない」●バルサ、マルコス・アロンソが今季限りで退団へ…加入2年目の今季は出場わずか7試合
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)