「3パットして5連続できなかった(笑)」 それでも笹生優花は猛攻『63』で首位戦線

<フォード選手権 2日目◇29日◇セビルG&CC(米アリゾナ州)◇6734ヤード・パー72>

決勝進出圏外の2アンダー・76位タイからスタートした2日目。インからコースに飛び出した笹生優花は11番で初バーディを奪うと、そこから4連続。一気に浮上した。
距離が短く、この日は316ヤードに設定された16番パー4ではグリーン手前にワンオン成功。5連続…もちらついたが、20メートル以上のロングパットは大きくオーバーし、3パットのパーに終わった。「3パットして5連続できませんでした(笑)」と笑ったが、「まあしょうがないですね。ボギーじゃなくて良かった」と、笹生らしくサバサバと振り返る。

後半に入っても、その手綱を緩めることはない。2番パー5ではカラーから流し込んでバーディを奪うと、ショットで絡め、パターを決め切り、再び4連続バーディを奪取した。7番では1.5メートルにつけて、この日9つ目。ボギーフリーの「63」をたたき出した。

この日はわずか『25』パット。グリーン上でのパフォーマンスが光った。連続バーディで波に乗っているときも、「バーディを狙いには行きますけど、絶対取れる保証はないので。やるべきことにしっかり集中して」と気持ちを切り替えながら、1ホールずつを丁寧にプレーした。

とはいえ、伸ばしあいのコースともあって、首位のハナ・グリーン(オーストラリア)も「61」の大爆発。トータル11アンダー・6位タイの笹生とは3打差がついている。「予選通過ができましたし、楽しくゴルフもできました。あと2日間もそんな感じでゴルフができれば」と首位戦線に浮上しても、目標を上方修正せずに堅実的。一打一打に集中できれば、おのずと結果はついてくるはずだ。

externallink関連リンク

フォード選手権 2日目の結果 渋野日向子は予選落ち 8R連続アンダーパーなしで今季いまだポイント“ゼロ” シェブロン選手権、全米女子OPの出場権争いも白熱 条件は? 米ツアーの洗礼 稲見萌寧にスロープレーの罰打 随時更新! 国内女子ツアーのリーダーボード
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)