シャビからの“プロポーズ”…去就注目のナポリMFロボツカ「この夏になにが起こるのかを見てみよう」

 ナポリに所属するスロヴァキア代表MFスタニスラフ・ロボツカの去就に注目が集まっているようだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のナポリ戦前、シャビ監督は「ロボツカは、私が好きな選手。ビルドアップのレベルでボールを失わず、ナポリに違いを生み出している。バルセロナのようなチームで彼を見たい」と告白した。ティキ・タカの“羅針盤”を担っていたセルヒオ・ブスケツの退団は、いまだに尾を引いている。昨夏に獲得したオリオール・ロメウ、フレンキー・デ・ヨングやアンドレアス・クリステンセンを同ポジションで起用したものの、手応えを掴めずにいるため、今夏も移籍市場で動くと目されるバルセロナ。そうした中、公の場での賛辞となっていた。

 もちろん、シャビ監督一個人の評価だ。実際、シーズン終了後の退任を明言している同指揮官が、仮にロボツカがバルセロナに加入したとしても、自身が指導することはないだろう。ただ『マルカ』は、クラブにおけるシャビ監督の地位は確固たるもので、デコSD(スポーツディレクター)が意見を聞き入れる可能性が十分にあると指摘。クラブの財政的な状況等々から、決断は下されていないものの、獲得候補としてリストアップしているようだ。

 対するロボツカの代理人は、ナポリの主力として活躍しており、現行契約を2027年6月30日まで残している今夏での獲得は簡単ではないとコメント。昨夏まではセルタ史上最高売却額の選手となっていたロボツカは、南イタリアの地で自身の価値をさらに高め、今現在の市場価値は3000万ユーロ(約49億円)に上昇した。また、スロヴァキアのラジオ『RTVS』に出演した同選手は「幼い頃からのアイドルに、シャビに自分のプレーを褒められるのは嬉しいものだ。ハードワークを続けるエネルギーにもなるね。でも今は、ナポリのことしか考えていない。この夏になにが起こるのかを見てみよう」と語っている。

 果たして今夏、シャビ監督から届いた”プロポーズ”に、ロボツカはどのような決断を下すのだろうか。

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