樹の下のボールをヒザ立ちで打つには「なるべくウッドを…」 メジャーチャンプが珍レッスン

米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。パドレイグ・ハリントン(アイルランド)が、過去の「テキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープン」で見せた、樹の下から脱出するショットを動画で公開した。
ハリントンは1995年にプロ転向。翌年に初優勝を挙げると、欧州ツアーでは上位で安定した成績を残し、2006年には賞金王にも輝いた。米国ツアーでは05年に初優勝。メジャー大会は07年の「全英オープン」で優勝、翌08年も連覇すると「全米プロゴルフ選手権」でも優勝。日本では06年に「ダンロップフェニックス」で優勝。また22年には「全米シニアオープン選手権」も制し、これまでに米国ツアーで6勝、欧州ツアーで14勝、日本で1勝を挙げている。
 
公開された動画が撮影されたのはメモリアルパークGCの16番ホール、パー5。ティショットは左のラフへ。柔らかそうな枝が茂る下でボールを発見すると、ハリントンは両ヒザをつき、クラブはシャフトの長いフェアウェイウッドを選択。難しそうな体勢でも確実にヒットして脱出に成功、トラブルを無事に解決した。
 
この後、ボールはフェアウェイ右のファーストカットへ。そこからの第3打を池に囲まれたグリーンのカラーに運ぶと、2パットでパーをセーブした。
 
この投稿には、ハリントン自身が「結局、パーで上がることができました」とコメント。そして「このような場面ではなるべくウッドを使ってください。ヒールが引っ掛かりにくく、シャンクする心配もありませんよ」と、親切にアドバイスまで送っていた。すると「あなたのヒントはとても親切だ」「今度、試してみます」「多くの選手があなたみたいに教えてくれたら嬉しいのに」などの返事が寄せられていた。中には「アイ・ラブ・ユー」「レジェンド」などの声もあり、ハリントンが多くのファンから親しまれていることも伝わってきた。
 
ハリントンは今年の大会にも参戦。初日はイーブンパー、54位タイで終えている。2日目の巻返しを期待したい。

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