3アンダーでも52位 勝みなみはボギーフリーにも「バーディが少ない」

<フォード選手権 初日◇28日◇セビルG&CC(米アリゾナ州)◇6734ヤード・パー72>

最終18番パー5。勝みなみはフェアウェイ右サイドから2オンに成功すると、2パットのバーディで締めくくった。「(2打目は)ボールは沈んでいたけれど、うまく打つことができた」と、先週投入したばかりで“苦手意識”もある5番ハイブリッドでのチャンスメークにうなずいた。
ボギーフリーの「69」でプレー。4つあるパー5のうち、3つでバーディを奪った。中盤にはチャンスをことごとく逃し、「悪い流れで来ている」と暗雲も立ち込めたが、パーオン成功は13回でミスした場面でのピンチもアプローチでカバー。「(ミスの)原因は分かっているし修正して臨みたい」と、この後の戦いを見据えている。

スコアロスがなかった一日だが、首位は9アンダーアンダーは114人と熾烈なバーディ合戦の様相を呈している。3アンダーは52位タイでカットライン上というほど激しい打ち合いだ。「伸ばし合いのコースなので、一つのボギーで焦りが出てしまったりとかもある。きょうはボギーはなかったけれど、バーディが少なかった」。バーディをたくさん獲って、ボギーを少なくする。それがこのアリゾナで求められることでもある。

先週のロサンゼルスでは暴風の最終日に「67」をマーク。上り調子で乗り込み、ショットの感触も悪くない。「とりあえず初日はアンダーで回りましたし、あしたもアンダーが求められる。そのあたりもしっかり頑張りたい」。伸ばしあいについていくことを意識しながら、攻めの姿勢を貫いていく。

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