バイエルンの“重鎮”、シャビ・アロンソ監督招へいの可能性について「不可能ではないにしても難しい」

 バイエルンの名誉会長を務めるウリ・ヘーネス氏が、レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督について言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 今シーズンは2015年以来9年ぶりの公式戦3連敗を喫するなど不安定な戦いが続き、現在は首位を走るレヴァークーゼンから勝ち点差「10」をつけられ、リーグ12連覇が絶望的な状況となっているバイエルン。指揮官を務めるトーマス・トゥヘル監督との契約を1年前倒して解消することが発表されたことで、次期指揮官の選定に注目が集まる同クラブだが、ヘーネス氏は公認候補の“本命”と報じられるシャビ・アロンソ監督の招へいの可能性について自身の見解を述べた。

 ヘーネス氏は、「今年それができるかどうか見てみる必要がある」と自らがスペイン人指揮官の引き抜きに関心を抱いていることを認めつつ、レヴァークーゼンとの契約を2026年6月末まで残しているシャビ・アロンソ監督に対し、「おそらく不可能ではないにしても、それは難しいだろう」と招へいの可能性が低いとの見方を示している。

 また、「彼らの現在の成功を考慮すると、レヴァークーゼンに留まりたいという気持ちが強いだろう。彼らを置き去りにしたくないからだ」と、いまだに今シーズン無敗を維持しているクラブの現状を踏まえながらシャビ・アロンソ監督の心境を推察。続けて、「もし彼があと2、3年成功していれば、おそらく彼をそこから連れ出すのは簡単だっただろう」と主張した。

 バイエルンと同様に古巣であるリヴァプールからの関心も報じられるシャビ・アロンソ監督。ブンデスリーガで類稀な手腕を発揮する同監督は、一体どのような決断を下すことになるのだろうか。

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